オーストリアの基本情報
ビザ・パスポート
パスポートの残存有効期間は、滞在日数分あれば問題ありません。
観光が目的で滞在期間が6ヶ月以内の場合、ビザは不要です。
滞在中に他国を訪れる場合はもちろん、国内を移動される場合も、必ずパスポートを携帯してください。電車の中などで警察官にパスポート又はビザの提示を求められることがあり、携帯していない場合は罰金などの対象になります。
万が一、オーストリア旅行中にパスポートを紛失した場合は、オーストリアにある在オーストリア大使館・総領事館にお問い合わせ下さい。
※ まず、最寄の警察署に行き、ポリスレポートを作成してもらい、その登録番号や警察署の住所等が明記された「紛失・盗難証明書」をもらいます。在オーストリア日本大使館へ行き、申請書2枚、紛失・盗難証明書、顔写真2枚(横3.5X縦4.5cm)、本人であることを証明できる書類を提出します。再発行までに1~2日ほどかかります。必ず、本人が出向いてください。
在オーストリア日本大使館・総領事館( ウィーン )
Hessgasse 6A-1010 Wien
Tel: +43-1-531920 Fax: +43-1-5320590
言語
ドイツ語。地方により様々な方言があります。また、英語も問題なく通じます。
通貨
ユーロが使用されています。
紙幣: 5、10、20、50、100、200、500ユーロの7種類。
硬貨: 1、2、5、10、20、50ユーロセント、1、2ユーロの8種類。
紙幣の表裏とコインの表面は12カ国共通のデザインが用いられていますが、コインの裏面は加盟国各国の独自のデザインが施されています。
両替
両替をするときには、換算率と手数料にご注意下さい。手数料は場所によって異なるので両替前に確認してください。( 法律で手数料の割合が決められていないため)銀行のほか、両替所、ホテルなどで両替できます。銀行での換算率は基本的に同じです。手数料は銀行によって異なることがあります。
銀行の営業時間は月~水・金が8時~12時30分、13時30分~15時30分。土・日・祝日は休み。( 地域によって異なることがあります。 )
時差
オーストリアと日本の時差は8時間です。日本時間から8時間引いた時間がオーストリア時間になります。ただし3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間はサマータイムとなるため日本との時差は7時間となります。
気候
比較的気候は温暖で、平均気温は青森から北海道に匹敵します。
国土の3分の2が山岳地帯のため、自然環境や四季の変化に富んでいます。梅雨がなく、空気が乾燥していて湿度が低いです。そのため、7~8月には最高気温が 35℃に達することもありますが、日本のように蒸し暑いと感じることはほとんどなく、朝晩は一般的に涼しく、しのぎやすいです。一般的に5月、9月、10 月前半は最も雨が少なく、4月と11月は最も雨が多いです。日本と比較すると年間降雨量は非常に少ないです。
オーストリアの電話事情
オーストリアの公衆電話はコイン式とカード式があります。利用方法はほぼ日本と同じです。使用できる硬貨は10,20,50セント、1,2ユーロでお釣りは戻りません。テレホンカードは郵便局やタバコ屋で購入できます。
ホテルなど宿泊施設では、通話の際に割増料金を請求されることがあります。
オーストリアから日本に国際電話をかける場合:
例えば、03-XXXX-YYYYにかける場合→国際電話発信番号( 00 )→日本の国番号( 81 )→市外局番の0を除いた数字( 3 )→相手の番号(XXXX-YYYY)、つまり00-81-3-XXXX-YYYY。ダイヤル直通の場合は国際電話発信番号00の後に日本の国番号81をつけて、市外局番の0をとった電話番号の順にダイヤルします。
オーストリアの郵便
オーストリアの郵便局Post( またはPostamt )ではFAXサービス、小包用のボール箱の販売もおこなっています。
切手は郵便局のほかにキオスクやタバコ屋、一部のホテルでも購入できます。投函はホルンマークのついた黄色いポストへ。
治安
オーストリアはヨーロッパの中でもノルウェーの次に治安の良い国だという統計があるほど治安のよい国として知られています。旅行者は、常識の範囲内で行動すれば、安心して旅が楽しめます。ただし、観光客を狙った盗難被害もあるので、特にウィーンの空港、ホテルのロビー、観光スポット、地下鉄などでは貴重品や手荷物には充分な注意が必要です。
飲料水
オーストリアの水は硬水です。全てアルプスの天然水なので、水道の水も安心して飲むことができます。レストランなどでミネラルウォーターを注文すると通常炭酸入りが出されます。炭酸なしがよければ「オーネ・ガスohne gas」といって注文します。
トイレ
オーストリアのトイレは全体的に衛生的で使いやすいです。入り口にはヘレンHerren( 男 )、ダーメンDamen( 女 )または絵の表示がついています。観光地のトイレの入り口にチップを置くトレーが用意されている場合もあります。有料トイレの場合、入り口で0.50ユーロ程度徴収されます。また駅などで、無人のもので、コインを投入してドアを開ける仕組みのものもあります。
オーストリアでのショッピング
ハプスブルク家の華麗な宮廷文化・音楽を生み出したオーストリアだけに、その美術品や陶磁器、ゴブラン織物などの伝統工芸品は大変すばらしく高品質です。 ヨーロッパの十字路として多民族が行き来し残していった文化遺産とオーストリアの文化が融合し、洗練された多彩な商品を生み出しています。
世界的にも知られるおみやげ物も多く、アルプスの素朴で平和な山村で生まれた伝統的な手芸品や民芸品は旅人を魅了してくれます。またオークションや骨董市などもあり、掘り出し物を見つけるのも旅の楽しみのひとつです。
免税を利用して賢く買い物をしてください。
営業時間:
地域や、店によりことなりますが、基本的には平日 9:00-18:00、土曜日は17:00までもしくは午前中のみの場合がおおいです。日曜・祝日はお休みです。
ショッピングの免税措置(付加価値税還付)
オーストリアを含むEU諸国で買物をした場合、旅行者には免税の特典があります。免税の取り扱い店で、同じ日に、同じ店で買った商品の合計( 税込み )が75ユーロ以上で、なおかつその商品を未使用の状態でEU圏外へ持ち出す場合、価格の約11%が払い戻されます。免税扱いの条件にあう買い物をした際、店員から必要事項が記入された書類( 免税購入票 )・領収書を受け取っておきます。
他のEU諸国を経由し帰国する時は、最後に立ち寄ったEU加盟国の出国時に手続きを行ってください。
バリアフリー
オーストリア国内では宿泊、電車・バス・車の利用、空港施設などにおいて、車椅子などでの旅行者にも安心なサービスが充実しております。弊社では、車椅子などでのご旅行の旅のアレンジメントも行っております(あなただけのオリジナルの旅)。車椅子などでのオーストリア旅行をご予定のお客様は、是非弊社にお問い合わせください。
※ ただし、バリアフリーについての情報提供のみのサービスは行っておりませんのでご了承ください。
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