ハイキングガイドが同行、プライベート・ハイキング
お勧めのハイキングコース例
ゼーフェルト
ゼーフェルダー・シュピッツェ・展望ハイキングコース
まずケーブルカーで標高1760mの中間駅ロスヒュッテへ。アルプスの美しい景観を堪能した後、一気にゴンドラで標高2065mのゼーフェルダーヨッホへ上がります。ここからはチロルの山々を眺めながらの展望ハイキングが始まります。他の山に妨げられることのない360度の展望を独り占めでき、視界の良い日にはドイツ最高峰のツークシュピッツェ(2964m)に加え、約900k㎡に及ぶ国立公園「カーヴェンデル・ヴェッターシュタイン」をもはるかに望むことができます。コースは標高2220mのゼーフェルダー・シュピッツェへと続きます。森林限界を過ぎると、下界とは全く異なるユニークな植物が見られます。山頂で小休止、雄大なパノラマを心ゆくまで満喫してください。帰路は再び徒歩でゼーフェルダーヨッホへ、続いてゴンドラでロスヒュッテへ。ここで軽い食事と休憩。再びケーブルカーで高原へ戻ります。
徒歩時間:約2時間、ゼーフェルダーヨッホ~ロスヒュッテもゴンドラではなく歩いた場合追加で約45分。
サンクト・アントン
フラワーハイキング
ゴンドラでガルツィック(2184m)に登りアーレンヴェーク経由でゼンヒュッテへ下るコース、又は 2)チェアリフトでガンペン(1846m)に登りゾンネンヴェーク経由でゼンヒュッテへと向かうコースです。どちらも高山植物の宝庫をめぐり、可愛らしい小さなお花を楽しめる、のんびりコースです。
色とりどりの花々は小さいのでお見逃しのないよう、その可憐さを皆様のアルバムへ収めてください。
昼食を頂くセンヒュッテはいかにもチロル風の山小屋で、オーナーのゼンさん親子は大の親日家。メニューも日本語があり安心です。食後、ミュールトーベルヴェークを散策しサンクト・アントンのスキー郷土博物館を経てサンクト・アントンの村へ帰ります。
徒歩時間は約3時間。昼食を含めて一日のんびり楽しむコースです。
インスブルック
ツィルベンヴェーク (しもふり松ルート)
標高2000mの高原を行く約7kmのハイキングコースはほとんどが平坦な道です。このコースでは樹齢数百年のしもふり松の森を通り、道を進めば進むほどしもふり松とハシバミの芳香が強くなります。しもふり松が高く評価されるのは、そのかぐわしい芳香だけではなく、家具材として優れた品質を持っているからです。チロルの民家の多くにはしもふり松の家具が置かれ、数十年にわたりその芳しい香りとともに快適な室内環境を作り出しています。
このハイキングコースでは眼前にはアルプスの雄大なパノラマが広がり、またイン渓谷を見渡すことができます。インスブルックからバスで約30分、トゥルフェスTulfesの村(923m)から2人乗りチェアリフトで標高2035mのトゥルファインアルム Tulfeinalmへ上り、そこからしもふり松のハイキングがスタートします。トゥルファインアルムはすでに森の入口にあり、幅広い尾根や山の背など刻々と変化するエキサイティングな道が続きます。沿道にはシャクナゲやリンドウなど「アルプスの花」が咲き誇っています。
途中にあるアルプスの山小屋、ボッシュエーベン・ヒュッテBoschebenhuetteではチロルの郷土料理がお勧めです。昼食後、パッチャーコーフェルPatescherkofel山頂駅まで歩き、ゴンドラでインスブルックに近い小さなリゾート村イーグルスに戻ります。ここからインスブルックまでバスで約20分。
徒歩時間:約4時間
※ご希望によってはこのしもふり松のハイキングを、イーグルスから始まるショートバージョンで楽しむことも可能です。
※アルペンロースを楽しむことができるので、6月中旬から7月初旬までが最もお勧めです。
料金表(ユーロ)
グループ人数 | 1人当たりの料金 |
1 | 196 |
2 | 121 |
3 | 96 |
4 | 84 |
5 | 76 |